著/酒林ゆき~『未来へ飛んだ宝箱』:バレンタインの贈り物

以下のストーリーは、いつもお世話になっている方々への私からのバレンタインプレゼントです。

気に入っていただけると嬉しいです。

昨年2011年、作成したバレンタインプレゼント『バレンタインスター』も、ご興味があればどうぞ

http://sosakushitu.at.webry.info/201102/article_11.html

●2013年『バレンタインスターの傷』
http://sosakushitu.at.webry.info/201302/article_1.html

●2014年『命と命をつなぐバレンタインスター ~深まる家族の絆~』
http://sosakushitu.at.webry.info/201402/article_1.html




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『未来へ飛んだ宝箱』    ~著/酒林ゆき~

目の前に、淡く輝く美しい箱が現れた。

その箱の大きさは、両掌をかるく開いて持てるくらいのもの。
その透け感は、箱の中まで指がすり抜けてしまいそう!と、思わず思ってしまうほど。

でも、しっかりと、その重量を感じることができる。
肌触りは、しっとりと滑らかだ。

カラーは、透け感の中でも分かるほどの『レモンイエロー』。パステル色!


この美しい箱が目の前に現れたのは、車の運転中だった。

最近の私に、ふと訪れるこの感覚。
まるで誰かが私に魔法をかけたよう。

いつも通り、体と意識は、しっかりと車の運転をしている。
でも、潜在意識が、その美しい箱を見ている。

これまた、箱よりは少しだけ濃いレモンイエローのリボンを紐解く。
実はこのリボン、何やら仕掛けがしてあるようで、解いていくところがいくつかあった。

なかなか難しい。

このリボンをほどいていくときにイメージしていたことがある。
それは、そのリボンのほどき方を、今私が一番気にかけている人に教えているところ。

イメージの中のイメージの中のイメージの中・・・。

そんな複雑なイメージの世界で、私はこのリボンを解いていた。


そして、突然、箱の蓋があく!


そこから出てきたものは『待つ』という行動のイメージ。

こんなに小さな箱から、このような大きなものが出てくるとは想像ができないほど、迫力のあるものだった。
それなのに、その迫力でさえ心地いいほど、そのイメージは愛に満ちていた。

この愛を浴びたとき、心が涙した。

熱い涙。

過去の記憶の海に沈んでいた大きな愛を、この美しい箱が届けてくれたのだ。
私が気づいていなかったこのような美しく、温かいものを運んできてくれた。

ここまで理解した時、その「待つ」というイメージは、説明を始めた。


『人には、その人の「成長する時期」というのがあります。そして、それは、その人にしか分かりませんし、実際に成長するための行動をすることも、その人にしかできません。たとえば、周りの人が強制的なアドバイスをしたとしましょう。ですが、それはただのおせっかいとなり、迷惑になります。その人が大切であればあるほど、愛すれば愛するほど、待ち続けてでもその人の成長を見守りたい。その愛は、時として、見守る者にとって過酷な精神鍛錬となり、痛みを伴います。でも、その痛みに耐えてでも、その人の成長を望む。このような大きな愛を、あなたは今、感じることができたのです。これは、誰にでもできることではありません。あなたの日々の努力と、忍耐の賜です。私は、過去から飛んできました。ここまで来ることができるとは、正直想像していませんでした。あなたは素晴らしい!これからも、どうか、その志を持ち続けてください。そうすれば、またいつか、未来のあなたに美しい箱が現れるでしょう。そして、そこには何かが入っているはずです。私は、あなたの心の中のこの箱に住んでいます。いつでもいらしてくださいね。何かお力になれることがあれば、いつでも喜んでお助け致します。』


なんとも不思議なことだった。

その説明を聴きながら、私は、心が抉(えぐ)られるような感覚を覚えた。
かといって、その痛みは苦痛とは程遠い。
心の奥深くまで達しているのに、そこからポワンと温かさを感じた。

その温かさは、体中に広がっていった。


ふと、我に返った!

目的地に着いたのだ。
なんとも不思議な空間だった。
車内が、別次元の空間へワープしたようだった。

今こうして、記入しながら思い出してみても、あれは、現実だったのか?・・・と、夢を見ているような感覚になる。


私のところへやってきたこの美しい箱。宝箱にしよう!
そして、この宝箱のように美しいものを、未来の私も受け取ることができるよう、この一瞬を大切に生きよう!


未来の私に宝箱を飛ばすのは、今の私なのだから・・・・・。




著/酒林ゆき

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久しぶりに、原稿らしい原稿を書きました。
書いてみて分かったことは、書く力が増していることです。

早く本格的に執筆していきたいです♪






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