部活動を「やめる」意味!

かなり時間が押し迫っていますので、書く時間はあまりありません。
ですが、この状況と、今の感情を書き留めておきたいので、急いで書きます。

それと、ここのところ、長文を書いていないので、うまくまとめることができないかもしれません。
『メモ』です。



息子がこの春から中学生になった。
そして、部活動に、吹奏楽部を選んだ。

息子は、音楽的なことは、家でテレビアニメの歌を一緒に歌って踊る程度で、楽器などを演奏したのは学校のリコーダーくらい。
その息子が、吹奏楽部に入部すると聞き、驚いた私である。

それまで、「卓球か美術にする」と言っていただけに、なぜ、吹奏楽部になったのか聞いてみた。
すると、
「先生がいいのと、メンバーが話のできる人達だったから。」
という理由だった。

先生も担任ということもあり、事情を説明したが「問題ない」とのこと。
音符も徐々に読んでいくという。

あと、我が家は他の過程とは違う家庭環境であることも告げた。
娘を預けるために、息子の力を借りることもあるので、部活を休むこともあることを伝えた。

それでも、「問題ない。」とのことだった。
男の子が片手で数えられる人数しかいないというのも、息子を誘ってくださる理由の一つだったようだ。

今となっては、この判断は甘かった。
先生の言われることを鵜呑みにしてしまった。
情報収集量が足りなかった。

実際入部してみると、この吹奏楽部は金賞をとるほどの実力のある部だった。
あまりにも息子とのギャップがありすぎることに、一抹の不安を抱いた。

息子は、彼なりによく頑張っていた。
想うように成績の結果が出ないことも重なり、私と一緒に考えた勉学の戦略もこなしていくこともかなりの負担になっていた。
成績向上度は、なんとか予定通りだったが、体力面、メンタル面が下がっていくことを、傍から見ていて肌で感じた。

そんな中、9月の中旬に、息子から相談を持ちかけてきた。
内容を、今となっては詳しく覚えていないのだが、

私が「やめれば!」

というと、息子は

「えっ!いいの?」

と、目を丸くしていった。
どうやら、やめる気はこの時なかったようだ。
今朝までの話によれば、深層心理的には「やめたい」と思っていたらしい。
でも、それはしょせん無理なこと。だからどうすればいいのかを相談したようだった。

私は、息子の話す内容や、表情や、そして、第六感を使って即座に読み切った。
「やめることが一番の選択だ!」と。

この私の判断は、今までの、ここ数年の学びがなければ生まれなかっただろう。
なぜなら、「やめる」という行動は、とても難しい分野だからだ。

私自身が、息子のサポートをしきれないと思えば、親の都合でなんとか引き伸ばさせようとしただろう。
だが、今の私にはサポートしきる自信があった。
そして、なんとも言っても、貴重な時間を無駄にしてほしくなかった。

たいていのことは、あっさりやめるなどしたら、張り手を食らわせてしまう剣幕で接する。ただし、息子の場合のみ。
筋が通っていず、自分のさぼりたいという要求だけの「やめたい」という希望なら、言語道断なのだ。

そのことは、息子も痛いほど知っている。
物ごころついたときから、徹底して同じ行動をとってきた私だからだ。
だから、今では、そのようなことをすることはほとんどない。
息子自身が気がつかない時だけ、妙な発言をし、私が注意し、誤解がないか確認すると「知らなかった」とか「気づかなかった」ということになる。

このようなこともあり、今回のことを発言するとなるとよほど考え抜いたことに違いない・・・と、私の潜在意識が判断したのだろう。
息子と、この2週間ほど、話を重ねてきた。

そして、10/2に、コンサートが終わり、再度確認した。
「どうだった?そして、考えはどう?」と聞くと、

即答で「変わらない」と言う。

大成功で終わったあのコンサートの感動を味わっても、「やめる」の意思は変わらなかったのだ。
今朝息子に聞いてみた。すると、
「確かに、終わった直後は、プラスになった。コンサートの感動がよく分かった。
でも、また、あの日常が戻ってくると思うと、そのために、やっと『やりたい!』と思うようになった勉強ができないと思うと、一気にマイナスになった。だから、やめる意思は変わらない。」
ということだ。

昨日、担任であり、部活動顧問である先生に、時間をとっていただくためにお電話をした。
私と息子が、直接お会いしてお話した方がいいだろうと考えたからだ。

実は私は、中学の時は自分の入りたかったバレーボール部に入った。すこぶる楽しかったことを覚えている。
でも、勉強との両立が難しく、親との間に温度差があった。
そして、高校では勉強をするという約束で、中学校では部活動を続けた。

でも、レギュラーもしていたバレーボールでの自分の活躍から得られる楽しさを、高校で味合わなくなった私は腐っていった。
そしてとった行動は、親の反対を押し切ってバレボール部に入部したのだ。
それからは、家での生活は地獄の日々だった。
家に帰ってくることが嫌で嫌でたまらなかったが、変える家は一つしかなかった。
何度歯ぎしりをしたか分からない。

まぁ、これらは私のエピソードなので、このくらいにしておこう。


このような経験のあった私は、親が子供の夢を潰すような事をせず、子供が本気で目指すことを応援できる親になりたい!!!と思っていた。

だから、息子の場合、私とは違い部活動をやめ勉強をしたいという希望だが、それをすることが難しい状態を助けてやることに専念することにしたのだ。

だが、先生に電話でお話ししたところ、なかなかお時間が取れないということもあり、仕方なく、概略をその電話でお話しした。

すると、予想通り、親が、子供がやりたいのに成績が思わしくないのでやめさすのではないのか・・・という雰囲気を示された。
とても、いい先生だと思う。息子が見込んだだけの先生だ。
でも、勘違いをされてはならない。
息子と打ち合わせをしていたことを、なんとか言い切ることができたと思う。

先生は「本人と話をしてみないことにはなんとも言えません。無理にお引き止めするつもりもありません。」とのことで、安心した。

息子は、私と一緒に話ができると思っていただけに緊張しているようだが、これもよい訓練になる。
交渉力アップの絶好のチャンスである。

昨夜は、娘を早く寝させなければと思いつつ、息子の考えをまとめてやるために様々な話をした。
そうでなくても頭痛がしていたのに、さらに頭が重くなった。

数日前に、ひょんなトラブルから、クラスメイトからキックを見舞った息子の膝の調子がすぐれないので整体で針治療を受けていた。
その間に、先生からお電話がかかってきて、お話をしたのだ。
電話の内容や、そこからくみ取ることができる先生のお考え。
ここまで指導してくださったことには感謝をしなければならないということ。
この想いを忘れなければ、必ず、聞き届けられるということ。


飽和状態になった息子の思考を、箇条書きにしてやった。

以下はその原文である。

①やめさてください。
海洋学者になりたいので、勉強を頑張りたいと思っています。
(小さい頃から「虫博士になりたい!」と思っていて、その延長です。)

②たくさんのことを教えていただき、いろいろ考えていただき、ありがとうございました。
でも、僕の意思は変わりません。
<楽器をクラリネットからバスクラリネットにしようと考えてくださっていたようだった。>

③美術部へ行こうとは思ってはいます。ですが、下調べ不足でこうなってしまった二の前を踏まぬよう、
活動内容を担当の先生や部員にお聞きしてみたいと思います。
美術では、絵で、小学校の頃特選をいただいたことがあるくらい好きなので、継続できると思います。
本当は、理科部がいいのですが、「作れない」と言われてしまいました。

④申し訳ありませんが、僕の考えは変わりません。

⑤「無理やり引きとめるつもりはない」と、母に行ってくださったそうですね。
でしたら、お気遣いはありがたいですが、引き留めないでください。

⑥僕の目指す高校に合格できなかった場合、先生は責任を取れませんよね。

⑦8日(コンサート打ち上げ)は、気まずいので行きたくないのですが、お世話になったお礼を伝えたいので、挨拶はさせていただきますが、すぐに帰ります。
僕の中では、吹奏楽部は2日で終わりました。ありがとうございました。


以上だ。
息子の決心の度合いがうかがえる。
学校ではオチャラけたキャラを演じているらしいので、まじめにこれだけのことを言ったら、
少し驚きかもしれない。
でも、これが、息子本来だ。
新潟では、これが前面に出ていたようだが、こちらでは実績がない分、本当の自分はなかなか出せないらしい。

さて、まだ、書ききれていない気がするが、これで終わろう。


ん~~~~~~
タイトルを見た。「意味」か~~~。

「自分の本当にやりたいことを追求するのだ」

様々な困難があろうとも、これさえあればどんなことも乗り越えることができる!
息子はこれをもう知っている。
彼自身の経験でもあり、普段私の背中を見ているのだから・・・。


さあ!私も、今日も一日頑張りますか!(^^)!

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この記事へのコメント

2011年10月07日 19:30
やめるっというのにも、かなりエネルギーを消費しますよね。
中学教師だった僕は、部活動については、来る者は拒まず、去る者は追わず、でしたから、しっかり話を聞いて、部活を辞めた後のことも考えて、送り出しました。
大切なのは、辞める決意をしたこと。
中学生くらいの「決意」って、重大で、糧になることですよね。
涅さま*酒林ゆき
2011年10月12日 00:01
そうですね。「やめること」は「やり始めること」よりもたいへんです。
今回、今までの学びによる成長がなければ、サポートしきれなかったと思います。
この「やめる」という決断と実行を無駄にしないよう、今後の中学校生活をより充実したものへと結果を残していきたいと思っています。
あくまで、息子の日常をサポートすることが私の仕事ですが(^-^)

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