我が家のお庭は小さな地球!そして扉が開く・・・

こちらのタイトルが、今の私の、エクステリア制作のコンセプトです。

でも、これは、結果です。



それまでの過程は、このようなものではありませんでした。

最初は、四季折々のお花が咲いて、料理やお菓子にも使える植物を植えたい。
その程度のものでした。

そして、自分のやりたいことを追求し、建物の方ができていき、以前の地を離れることが迫ってきたとき、
「お庭に、この地を表現したい。私が大好きなこの地の山を!」というとんでもない発想をしたのです。

こちらのミサワホームさんには、「?」と首をかしげられてしまいました。

まぁ、無理もありません。
ですが、以前の地でのIさんや、Nさんはとても自然に受け止めてくださいました。

私も、自分がとんでもないことを言っていることがよく分かっていました。
ですが、感覚として、そのような表現方法しか思いつかなかったのです。
でも、伝えなければ形になりません。私一人では、絶対に完成しないのです。
それで勇気を出して、その突拍子もないことを伝えました。

今から思えば、お客さまは、その人が一生懸命であればある程、おもしろい発想をするのです。
プロからでは想像のできない世界があります。
プロになると、知識や経験は増えます。
でも、初心の純粋な「到底無理なこと」を想像することができなくなってしまいます。

私も、自分の得意分野である手芸関係については、このような感情が動きます。
作成途中の大変さや費用のことが分かってしまうので、最初から取り組むことをしないのです。楽をしているということです。

でも、お客様の情熱に心を打たれてやる気が湧いてきます。
私がお客の立場の場合は、親身になって聞いてくださった営業のIさん個人に心を打たれたのです。

最初は、会社の顔として見ていたIさんでしたが、そのうち、そのようなことは関係なくなり物造り仲間のような・・・そんな感覚になっていきます。
もちろん、それは私側で、Iさんは、「営業」を貫かれました。なかなかできることではないと思います。とても素敵でした。

この方の存在があって、私は、自分の中からあふれてくるイメージをドンドン聞いてもらうことで、イメージを固めていきます。
自分一人で想像しても、発展することがないのです。
自分以外の人と接することで、新しい発想が自分の中へ入ってきて、そこから新たな発想が生まれる。

たくさんのボツ作品にめげることなく、突き進みました。
今から思えば、懐かしい思い出です。

このボツ作品にも意味があります。
たとえボツになっても、次の機会で、何らかのヒントになるのです。

このようにして、何度も、何度も、何度も・・・・・・・・・・・・自分のやりたいことを見つめていきました。

意外にも、自分が何が好きで何をやりたいのか、ということは自覚していないものです。
それを、未来20年まで予想することは至難の業でした。

こちらの方々は、「無理だ」といわれましたが、Iさんは無言でした。
こちらの方は、「やったことがないので」という言葉をよく使われました。
そんなとき、私はいつも「私なんて、家造り自体が初めてなんですけど。プロが弱音を吐いてどうするのよ!」と思ってしまいました。

こちらの方々も、普段接するだけならとてもいい方々です。
このような辛口の批評をしたくはありません。
ですが、私は、プロにはめっぽう厳しいようなので、(自分では当たり前のことをやってくれないと腹が立ってしまうのです。まして、それを専門にしている人には、ただのサボリではないか!とまで考えてしまいます)

人ですから、できないことがあるのは当然です。
でも、それなら、自分より知っている人に聞く、調べるということは、誰にでもできます。
それをされなかったので、余計に腹が立ったのでしょう。

「お客はどっちだ?」と、あの頃は思ってしまいましたね。


こんな風に、自分のコンセプトを見つけることは、とても難しいのです。
だから、たいていの人はプロがアドバイスしてくれたものを良しとし、それを作ります。
それはそれでいいのです。
たくさんの統計の中からつくられたものは、一般の多くの人に便利なように作られています。
でも、世界で一つの、自分たちのオリジナルなものにはなりません。

かゆい所に手が届く、とまではいきません。

とはいっても、コンセプトがはっきり見つからず、最後までゴールしきる自信がなければ、プロにお任せした方が失敗はないと思います。
新しいものを生み出すと、それを使用したデータがありませんから、住み始めてからの使用感が想像より悪いかもしれません。

私はこれを回避するために、自分たち家族の要望、性格、動線、関係、持ち物、将来持ちたいものなどを細かく分析し、一日の動線、一年の動線、10年の動線、20年の動線、と想像していきました。

家造り終盤になると、設備などのチェックや、カーテン・照明・コンセントとスイッチの種類や位置を決めるなど、たくさんのことが重なります。
本当に、精神力が必要です。

「もう、ダメだ。諦めよう。」と、何度も思いました。早く適当に決めてしまって楽になりたい・・・とまで考えてしまいます。
お客側も、休日に家造りのことを考えるのですから、体力面でも疲労がたまってくるのです。
たいていの方は、3か月で集中力がなくなってしまうと聞いていました。
私も実際そうでした。

ですが、もちろん、とても長い期間で家造りをされる方もいらっしゃいます。

私の場合も、土地の整地に時間がかかる場所だったので、時間にゆとりがありました。それが私の希望でもあったので、スタートする前は、とても嬉しかったことを覚えています。

ですが、いざスタートしてみると、その難しさに直面してしまいます。
自分と向き合うことがどれだけ難しいかが分かります。
ですが、自分から逃げたとき、そこで全てが終わりです。

これは、極端な考え方で、今どきのお家は、どの家もたいてい自由度がたくさんありますし、素敵な仕上がりになります。ご安心くださいね。
私のように、ほとんど全てに、こだわりを詰め込むことは不可能に近いのです。私自身、主人の助けもありましたし、その他大勢の方の力があってこその完成でした。

それに、我が家は、一般家庭のお家にプラスアルファで、「お店」というおまけがついていたのです。
さらに、予算はそんなにない。

この中で夢をかなえるなんて、私がミサワホーム側だったらイヤな客でしょう。
でも、ものは考えようです。
私を使えば、今までにない形ができるかもしれない、という、とても確率の低い可能性がありました。
それで、私の希望を聞いていただけたのではないか・・・と今では考えています。分かりませんが・・・・・。

それに、どうなのでしょう・・・?・・・
ここで、疑いの心を持ってしまうと、いろいろなことで支障が出てきます。

「ある程度信じなくてはいけない、でも、信じすぎてはお互いが自滅する」

と、こんな風にも感じました。

私は、今でも、IさんとNさんのことを信じています。
この「信じる」の内容は、私からの一方的な期待ではなく、私がこの方々と接してきたときの期間で感じ判断したその人の資質を信じる、ということです。
人は変わっていきます。成長していかれる人ならなおさらです。

でも、志は、滅多なことでは変わりません。プライドも同じです。
それが変わるようでは、私の信じるに値する人にはなりません。


私のお庭。家族のお庭。地域の方々のお庭。地球のお庭。

今までのさまざまな勉強が、地球のお庭を作るために役立っています。
とても小さな空間にもこのようなことができるのです。

私に、自信を持って「できる」と言ってくださった方がおられました。
以前の地で、エクステリアやお店のことで相談にのっていただいていたTさんです。(Tではありません)
この方は、プロではありませんでした。
だからこそ、私はこの方の「できる」という言葉を信じて、突き進んできました。

そして、今、このような、あの頃では想像もしなかった自分になり、お庭に小さな地球を表現しようとしています。
たとえ、5㎝の範囲にも、それは可能なのです。
要は、自分の「地球」というイメージが何なのかを知っていればできることなのです。
そのイメージを絞れれば、表現方法も決まってきます。

地球というoasisでくつろいでいただいたお客様に、我が家の扉が開く・・・。
その扉をくぐると、新しい自分に出会える。
そして、自分が好きになり、自分に関わる人々も好きになれる。

こんな空間づくりが私の夢です。

アトリエ創作室&oasis+は、2011/2/11からO+~door~に変更する予定です。
私自身が、この扉を使って進化します。
手には、かけがえのない鍵を握り締めて・・・・・。

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この記事へのコメント

酒林ゆき:「?」
2011年06月14日 10:41
あれ?
今操作が変だったような?
酒林ゆき
2011年06月14日 10:43
以下が、最初に投稿。
こっ、こっ、これは!
なんと、これが私なのか!・・・
内容に、今の自分が唸ってしまった。
そう、この想いが、私の潜在意識の中にはあるのだ。
今の私は、また、迷っている。
初心に戻らねばならない。
進み、ステージが変わっていくたびに、迷いの渦に飲まれる。
そこから這い上がる方法は『自分のやりたいこと』をさらに深めた段階で知ることだ。
落ち着いて脱出するのだ!
君ならできる・・・。
君は、もう、一人ではないのだから・・・。
2012年04月17日 09:38
今の私は、この記事の全てを実行できたわけではない。
でも、この頃気づいていなかったことに気づき、「夢は実現化する」ことを改めて感じている。
とても不思議だが、これが真理なのだろう。
今この瞬間の自分。
そして、過去の自分。
さらに、未来の自分。
これらを、心の世界で、広範囲に設定をした空間で感じる。
この感覚は、私がまだ幼いことに、母が文章を練り、書く時に教えてくれたやり方に似ていると思う。
私の場合、文章を書くときもそうだけれど、マネジメントをする時にもこのイメージを使う。
すると、理論的に考える良いも数段早く、結果を手に入れることができるのだ。
最近紹介してもらって読んだ「火田七瀬」の三部作を思い出してしまう。
あれは、不思議な感覚だった。・・・このような作品がよに存在していたのだ!と驚きもし、嬉しくもあった。
10時から、友人が「プレゼンの原稿を見てほしい」という要望がありいらっしゃる。
それまでに、ヴァイオリンで故郷を弾こう!

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